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初心者向け解説

偽通販サイトを見分けるには?購入前の確認表と支払い後の相談先

安さやHTTPSだけでは本物と判断できない。URL・販売者・支払い方法の確認表と、注文後に困った場合の相談手順をまとめた

30秒で分かる結論

  • 初めて使う通販サイトは、購入前に公式サイトとの関係、事業者情報、支払い先を確認してください。
  • HTTPSや整った日本語だけでは、本物の店と判断できません。
  • 支払った後に不審だと気づいた場合は、支払い方法に応じた窓口と消費者ホットライン188へ相談してください。
この記事の目次 6項目
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生成AIによるイメージ。実物や実際の画面ではありません。

まず初めに

IT Postでは、初めての通販サイトで必要なのは「偽物を一発で見抜く眼力」より、支払う前に一度止まれる手順だと考える。立派な商品写真と値引きの赤文字は、店の身元保証書ではない。安さの計算は、その店が誰なのかを確かめてからで十分だ。※個人の感想です

購入ボタンを押す前に見る場所

国民生活センターは、実在する店舗などを装う偽サイトへの注意を呼びかけています。同センターは2023年に見分けるための着眼点を案内し、2024年から悪質通販サイト情報を公表、2025年には事業者所在地などが虚偽の可能性がある事例も公表対象に加えました。この記事はそれらを基に、初めての店で注文する前の確認手順を整理した常設の解説です。

以下は、IT Postが買い物の流れに合わせて組み直したチェック表です。一つ当てはまるだけで詐欺と断定する表ではありません。

確認する場所 見る内容 判断できないとき
ブランドの公式サイト その通販サイトへの案内や正規販売店の情報があるか 検索広告だけを根拠にせず、公式の案内からたどり直す
会社概要・販売条件のページ 事業者名、所在地、連絡先が具体的か 情報がない、別の会社名が混在する場合は購入を止めて確認する
注文の最終画面 商品・送料・合計金額・支払い方法が事前説明と同じか 急に別の口座へ送金を求められたら、すぐ支払わない
返品・問い合わせの案内 商品未着や返品の連絡方法が分かるか 確認できないまま個人情報や代金を渡さない

会社名や住所が書いてあるだけで正規の店とは限りません。実在する企業の情報を無断で使っている場合も考えられるため、「記載がある」ことと「その企業が運営している」ことを区別します。

URLとHTTPSは、それぞれ別のことを示す

URLはサイトの行き先、HTTPSはその通信の保護に関わる情報です。通信が暗号化されていても、相手が注文どおりの商品を届ける事業者だという保証にはなりません。

URLのどの部分を見るかを説明する図。公式らしい文字が途中にあっても同じサイトとは限らない。
説明用の図。実際の画面や被害サイトではありません。 編集部作成

この図の shop.example は、説明のために公式サイトと仮定した架空の例です。shop.example.attacker.example のように、見慣れた文字が前半にあっても接続先は別になります。現実のサイト名や危険なURLを掲載した図ではありません。

ブラウザーの接続情報アイコンは種類やバージョンで変わります。鍵の形が見つからないだけで偽サイトと決めつけたり、鍵があるから安全だと判断したりしないでください。Googleも、接続の保護とサイトの信頼性は同じではないと説明しています。

支払った後に気づいた場合

IT Postでは、相談に必要な情報を確保してから、支払い方法に応じた窓口へ連絡する順序を勧めます。返金を装った追加の案内には、そのまま従わないでください。

支払い・入力の状況 相談先と伝える内容
クレジットカードで支払った、カード情報を入力した カード会社の公式窓口へ、利用日時・金額・店名と不審に思った点を伝えます
銀行振込で支払った 振込先口座や日時が分かる記録を用意し、金融機関へ速やかに相談します
決済サービスを使った 公式アプリの取引履歴から該当の支払いを確認し、サービスの窓口へ相談します
通販用パスワードを入力した 同じパスワードを使っている他のサービスも含め、公式の入口から変更します

被害や契約上のトラブルの相談先として、消費者ホットライン188から地域の消費生活センターにつながります。問い合わせる際は、注文確認メール、注文番号、支払い記録、サイトの名称やURLなど、手元にある情報を残しておくと説明に役立ちます。金融機関などの対応や返金の可否は、個別の状況によって異なります。

よくある迷い

検索結果の上に出てきた店なら安心ですか

検索順位や広告への掲載は、その店での購入が安全であることを保証しません。ブランドの公式サイトや、以前に自分で確認したブックマークから開き直す方法も使ってください。

安い店や小さな店は使わない方がよいですか

価格や規模だけで偽物とは判断できません。IT Postでは、極端な値引きだけに注目するより、会社情報、支払い先、注文条件をまとめて確認することを勧めます。説明の食い違いが解消しない場合は、購入を見送る選択もできます。

悪質サイトの一覧に載っていなければ安全ですか

公表されている一覧は、すべての危険なサイトを網羅する安全証明ではありません。新しく作られたサイトや、まだ把握されていない事例もあり得ます。掲載がないことだけで信用しないでください。

IT Postの見方

IT Postでは、通販の確認は「怪しい表現探し」だけでは足りないと考える。文章が自然で写真がきれいでも、運営者や支払い先が説明できなければ不安は残る。

買う前に知りたいのは、店の広告が上手かではなく、何かあったとき誰が対応するのかだ。合計金額を確認するのと同じように、相手と連絡方法を確かめる。そのひと手間を、注文の手順に組み込んでおきたい。

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