A. かかりません。よろず支援拠点の相談は何度でも無料、IT経営サポートセンターのオンライン相談も無料で、1回60分を何度でも利用できると案内されています。
Q. 何を相談すればいいか分からなくても大丈夫ですか。
A. よろず支援拠点は、まさに「具体的に何をやってよいか分からない」事業者を想定したワンストップ窓口だと説明されています。経営全般の悩みとあわせて相談できます。
Q. 被害に遭った直後の緊急対応も、この窓口だけで済みますか。
A. 窓口は相談と案内の入口です。実際の被害対応では、窓口の助言に加えて、専門機関や警察、取引先への連絡などが必要になる場合があります。まず相談し、必要な手続きを案内してもらう使い方が想定されています。
Q. 大企業や個人は対象になりますか。
A. 今回の窓口の対象は、中小企業・小規模事業者とされています。個人の利用者向けの相談窓口ではありません。ただし、中小企業と取引のある大企業にとっても、取引先が相談できる先を持つことは、サプライチェーン全体の初動に関わる話です。
IT Postの見方——窓口の成否は「設置」ではなく「到達」で決まる
IT Postでは、今回の措置で一番重要なのは、窓口を増やしたことではなく、プッシュ型の情報提供を組み合わせた点だと考えます。中小企業のセキュリティ対策が進まない最大の理由は、技術の難しさではなく、「自分ごとになる前に、相談先の存在自体を知らない」ことです。検索してたどり着く人を待つ設計では、その壁は越えられません。商工団体、金融機関、税理士という、事業者が普段から顔を合わせる相手を通じて届ける形にしたのは、配布経路としては現実的です。