30秒で分かる結論
- チャームは9月2日、第3報の対象を漏えい確認約37万件、おそれ約2万件、合計約39万件に訂正しました。
- 不正ログインが確認された利用者は239名です。過去の注文のお届け先も情報漏えいの対象に含まれ、影響の内容は人ごとに異なります。
- 個別通知は9月2日から順次開始すると発表されています。10月5日の公式サイト確認では、本店1号店・2号店は休止中で、電話注文を受け付けています。
9月2日訂正の漏えい確認約37万件・おそれ約2万件と、10月7日第4報の退会済み顧客約2.5万件を区別し、通知・注文の確認先を整理した

件数の札に「確認」と「おそれ」がなければ、同じ39万でも意味が変わる。そこへ人数まで足せば、電卓まで困る。IT Postでは、集計の内訳と「自分が何を確認できるか」を分けて伝えることが大切だと考える。数字の大きな見出しだけでは、個別通知の代わりにはならない。※個人の感想です
チャームの公式第4報は、退会済み顧客の情報約2.5万件を対象としています。大部分は漏えいを確認し、記録が限られる一部は漏えいのおそれがあると説明しています。退会済み顧客への第三者による不正ログインは確認されていません。対象者の多くに個別通知済みですが、連絡先の確認が必要な一部には通知を続けています。本店サイトの再開方針と時期は準備が整い次第案内するとしています。第4報は、この約2.5万件を従来の計約39万件へ加算できるとは示していません。以下の約39万件と件数の変遷は、第3報と9月2日訂正までの説明です。

チャームは9月1日に第3報を公表し、翌2日に対象データの重複を除いて件数を訂正しました。訂正後の合計約39万件の内訳は、漏えいが確認された約37万件と、漏えいのおそれがある約2万件です。同社は、一部の対象データに重複が含まれていたため精査して訂正し、新たな漏えいが判明したことによる修正ではないと説明しています。
約2万件は記録が限られ、漏えいの有無を確認できなかった対象です。第3報時点では、退会済みの利用者の情報も対象となる可能性があり、その範囲を確認中としていました。10月7日の第4報で退会済み顧客の情報約2.5万件が対象と示されました。
対象には本店利用者に加え、過去の注文でお届け先として登録された人の情報も含まれます。第1報で挙げた情報は氏名・住所・電話番号・FAX番号・メールアドレス、生年月日、性別、ポイント数、顧客対応の社内記録、パスワードのハッシュ値です。クレジットカード情報は含まれないと説明しています。実際に漏えい・閲覧された情報の範囲は、個別通知で案内するとしています。
不正ログインが確認された239名は別の公表値です。「件」と「名」を足し合わせて被害人数に換算することはできません。認証情報の入手経路は、第3報では未特定です。
| 日付 | 公式が公表した経緯・対応 |
|---|---|
| 8月12日 | 不正アクセスを検知し、関連サーバーへのアクセスを遮断。本店と他支店の受注・出荷を停止しました。 |
| 8月13日 | 第1報を公表。漏えいのおそれを約23万件とし、本店以外の支店の受注を再開、出荷は14日に再開予定としました。 |
| 8月20日 | 第2報を公表。本店の再開時期は未定、楽天市場・Yahoo!ショッピング等の支店は通常利用できると案内しました。 |
| 9月1日・2日 | 第3報の公表後に件数を訂正。対象者への個別通知を9月2日から順次開始するとしました。 |
第1報の「7月1日〜8月12日」は不正ログインの確認期間です。この間の購入経験だけで対象者を絞り込むことはできません。

対象となる人は、個別通知で自分の情報・アカウントへの影響を確認できます。第3報には通知の開始日が記載されていますが、全員への通知が完了したとは書かれていません。
チャームは、直接連絡できないお届け先の人がいる場合、可能な範囲で事案を伝えるようお願いしています。案内を希望する人には公式窓口への連絡を案内しています。窓口は shop@charm.co.jp、電話は 0120-89-4828(8:00〜17:00、年中無休)です。携帯電話などでは 0276-88-4828 を案内しています。本人確認が必要な問い合わせは、電話の場合もメールへ案内するとしています。
パスワードについて、同社は次の対応をお願いしています。
2026年10月5日10:41(日本時間)の確認では、公式トップページは本店1号店・2号店を休止中と表示し、電話注文を受け付けています。楽天市場やYahoo!ショッピング等への店舗リンクも掲載しています。
同時点の公式お知らせ一覧に掲載された最新の事案更新は、9月2日の件数訂正です。本店の再開日や通知完了日は確認できませんでした。注文方法の最新案内は、公式の店舗案内や窓口で確認してください。
IT Postでは、件数の訂正を評価する際は、内訳と対象者への案内を一緒に読む必要があると考える。重複を除いた修正を新たな漏えいの増加と扱わず、239名の不正ログインから原因まで飛躍しない。数字だけを大きく印刷するのは簡単だが、読者に暗算と推理を丸投げする紙面にはしたくない。確認先までそろえて、初めて説明の仕事が終わる。※個人の感想です
第4報の追記を「まず初めに」の後へ移し、記事構成を調整しました。
10月7日第4報の退会済み顧客約2.5万件、大部分の漏えい確認、一部のおそれ、個別通知と再開案内を追記しました。9月2日の計約39万件と合算可能とは示されていないため加算しません。
本文・要約・説明文に残っていた訂正前の約39万件確認・約4万件おそれを、9月2日訂正後の約37万件確認・約2万件おそれ、計約39万件へ修正しました。重複除外による訂正で新たな漏えいの加算ではないと説明しました。7月1日〜8月12日を購入期間による対象者の限定として扱う案内を訂正し、過去のお届け先も対象に含むこと、239名の不正ログインと情報件数、認証情報の入手経路未特定を分けました。通知・注文方法の確認先も更新しました。
「一次情報」は資料の出所を示す区分で、編集部による独立した実測や、すべての主張の実証を示すものではありません。確認の範囲や未確認の点は、本文の説明と併せてご覧ください。
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