サムスン電子は2026年8月6日(現地時間)、折りたたみスマートフォンの新モデル「Galaxy Z Fold8 Ultra」「Galaxy Z Fold8」「Galaxy Z Flip8」と、スマートウォッチ「Galaxy Watch Ultra2」「Galaxy Watch9」の世界展開を発表しました。8月7日から、世界106の国と地域で、キャリアや家電量販店、サムスンの直営店・オンラインストアを通じて順次販売が始まります。
日本では、NTTドコモ・au(KDDI)・ソフトバンク・楽天モバイルの携帯大手4社が同時に取り扱いを開始します。SIMフリーモデルの価格は、サムスン日本法人の発表によると、最上位の「Galaxy Z Fold8 Ultra」が29万6780円から、「Galaxy Z Fold8」が26万9880円から、「Galaxy Z Flip8」が19万2680円からとなっています。
サムスンは、今回の新機種の予約状況について、前世代と比べて30%以上増加したと説明しています。また、対象機種を購入した顧客には、Googleのクラウドストレージ・AIサービス「Google AI Pro」(クラウド容量5テラバイトなどを含む、通常価格119.94米ドル相当)の6カ月間無料トライアルが提供されるとしています。
IT Postでは、今回のように携帯大手4社が発売日をそろえて折りたたみスマートフォンを扱うようになったこと自体は、消費者にとって選択肢が増える前向きな動きだと考えます。一方で、最上位モデルが29万円を超える価格設定は、多くの消費者にとって気軽に手を出せる水準ではなく、機能の進化が価格の上昇と表裏一体になっている点は見過ごせません。健康管理機能の強化についても、便利さの裏側で心拍や睡眠データといった機微な個人の健康情報がどこまで収集・活用されるのか、購入前に各社のプライバシー方針を確認しておくことが、利用者側にも求められるとIT Postは考えます。