もう少し詳しく
MCP(Model Context Protocol、モデル・コンテキスト・プロトコル)とは、ChatGPTやClaudeのようなAIが、社内のファイルやカレンダー、業務システムなど外部のデータ・ツールと安全にやり取りするための標準規格のことです。AIモデルを開発する企業ごとに外部連携の方法がばらばらだと、対応するツール側も企業ごとに個別の対応を作る必要がありますが、共通の規格を使うことで、1つの対応で複数のAIサービスと連携できるようになります。
どこで使われるか
AIチャットサービスに、社内のドキュメント検索やスケジュール管理といった外部の機能を接続する場面で使われています。Anthropicの「Claude」をはじめ、複数のAI企業がこの規格に対応する動きを進めており、AIエージェント(複数の作業を自律的にこなすAI)が実際の業務ツールを操作する際の土台としても使われます。
身近な例
AIチャットに「今日の予定を教えて」と聞いたときに、AIが実際にカレンダーアプリの中身を確認して答えてくれる、といった機能が実現している場合、その裏側でMCPのような規格を使ってAIと外部サービスがやり取りしていることがあります。
注意点
MCPはAIと外部ツールの連携を簡単にする一方で、AIに渡す権限の範囲を利用者が正しく把握しておくことが大切です。個人情報や社外秘のデータを扱うツールと連携する場合は、AIがどこまでのデータにアクセスできる設定になっているかを事前に確認しておくことが望ましいとされています。



