もう少し詳しく
アカウント乗っ取りとは、正規の利用者になりすまして、第三者が他人や企業のアカウントに不正にログインする行為です。フィッシングメールで認証情報をだまし取る手口のほか、他のサービスから流出したID・パスワードの組み合わせを別のサービスで試す「パスワードリスト攻撃」など、複数の手口が使われます。乗っ取られたアカウントの権限次第では、個人情報の閲覧・書き出しや、なりすましによる詐欺行為など、被害が大きく広がる可能性があります。
どこで使われるか
個人のSNSアカウントやメールアカウントだけでなく、企業の業務システムやECプラットフォームの管理アカウントも、アカウント乗っ取りの標的になります。企業のアカウントが乗っ取られた場合、そこに登録されている大量の顧客情報がまとめて第三者の手に渡ってしまうリスクがあります。
身近な例
「知らないうちにSNSに変な投稿がされていた」「フリマアプリのアカウントから身に覚えのない出品がされていた」といった被害は、個人レベルでのアカウント乗っ取りの典型例です。企業の現場では、担当者のメールアカウントが乗っ取られ、取引先を装った偽の請求書が送られる被害も報告されています。
注意点
アカウント乗っ取りを防ぐ基本的な対策は、パスワードを他のサービスと使い回さないことと、二段階認証を設定することです。特に二段階認証は、パスワードだけが盗まれた場合でも不正ログインを防げる可能性が高く、個人・企業を問わず設定しておくことが強く推奨されます。

