もう少し詳しく

「ゼロデイ(Zero-day)」とは、ソフトウェアの脆弱性ぜいじゃくせい(セキュリティ上の弱点)が発見されてから、開発元が修正プログラムを公開するまでの期間が「0日」、つまり対策がまだ存在しない状態を指す言葉です。この状態にある脆弱性を「ゼロデイ脆弱性」、それを悪用した攻撃を「ゼロデイ攻撃」と呼びます。

どこで使われるか

ゼロデイ脆弱性は、OSやWebブラウザ、業務用ソフトウェアなど、あらゆる種類のソフトウェアで発生する可能性があります。開発元やセキュリティ研究者が脆弱性を発見して報告し、修正プログラムが公開されるまでの間は、利用者側で対策を取ることが難しいのが特徴です。

身近な例

ニュースで「悪用が確認されている脆弱性」と報じられる場合、それが修正プログラムの公開前から悪用されていたのであれば、ゼロデイ脆弱性として扱われます。反対に、修正プログラムがすでに公開されている脆弱性を悪用する攻撃は、ゼロデイとは呼ばれません。修正プログラムが公開された後も更新を後回しにしていると、公開された情報をもとにした攻撃の標的になりやすくなります。

注意点

ゼロデイ脆弱性そのものは利用者側で事前に防ぐことが難しいものの、OSやアプリのアップデートをこまめに適用しておくことで、修正プログラムが公開された後の対応を早められます。セキュリティソフトの導入や、不審なメール・添付ファイルを開かないといった基本的な対策も、被害を防ぐ助けになります。