もう少し詳しく

UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)は、パソコンのマザーボードまざーぼーど(部品同士をつなぐ基盤)に組み込まれた、起動処理専用のソフトウェアです。電源ボタンを押してからWindowsやmacOSなどのOSが立ち上がるまでの間、ハードウェアの初期設定やOSの読み込みといった土台の部分を担当します。以前のパソコンでは「BIOS(バイオス)」と呼ばれる仕組みが同じ役割を果たしていましたが、現在販売されているパソコンの多くはUEFIに置き換わっています。UEFIは、起動時に読み込むプログラムが正規のものかどうかを検証する「Secure Boot(セキュアブート)」という機能を備えている点が、旧来のBIOSとの大きな違いの一つです。

どこで使われるか

UEFIは、Windowsパソコンをはじめとする現在の多くのパソコンに搭載されています。普段の利用でUEFIの画面を直接目にすることはほとんどありませんが、パソコンの起動時に特定のキー(メーカーによって異なりますが、F2キーやDeleteキーなど)を押すことで、UEFIの設定画面を開くことができます。この画面では、起動するディスクの順番や、Secure Bootの有効・無効、パソコンの各種ハードウェア設定などを確認・変更できます。

身近な例

新しいパソコンを購入した際に、あらかじめWindowsをインストールするディスクを変更したり、USBメモリーから起動してOSを再インストールしたりする場面で、UEFIの設定画面を開くことがあります。また、パソコンの調子が悪いときに、サポート窓口から「UEFIの設定を確認してください」と案内されることもあります。

注意点

UEFIはOSよりも下の階層で動作するソフトウェアであるため、ここに不正なプログラムが入り込んでしまうと、ウイルス対策ソフトなど、OS起動後に働くセキュリティ機能で検知・駆除することが難しくなります。そのため、UEFIの検証機能であるSecure Bootを無効にしたまま使い続けることは、特別な理由がない限り避けたほうがよいとされています。パソコンの設定変更に慣れていない場合、UEFIの設定は必要な時以外はむやみに変更しないほうが安全です。