もう少し詳しく

「オープンソースソフトウェア(Open Source Software、略してOSS)」とは、プログラムの設計図にあたるソースコードそーすこーど(人間が読み書きできる形式のプログラム)が公開され、定められたライセンスの範囲内で誰でも自由に利用・改変・再配布できるソフトウェアのことです。世界中の開発者がボランティアで開発・保守に参加していることが多く、無償で公開されているものが大半です。

どこで使われるか

WebサービスやアプリのOSはもちろん、Webブラウザ、プログラミング言語、開発ツールなど、現代のIT基盤の多くの部分にOSSが使われています。企業が独自に開発するサービスであっても、その内部では数多くのOSSの部品を組み合わせて作られているのが一般的です。

身近な例

スマートフォンのOS「Android」の土台や、多くのWebサーバーで使われる基盤ソフトウェアはOSSです。ニュースアプリやオンラインショッピングサイトなど、普段何気なく使っているサービスの裏側にも、数え切れないほどのOSSが組み込まれています。

注意点

OSSは無償で公開されていることが多い一方、その開発・保守は、必ずしも大きな組織ではなく、少人数のボランティア開発者によって支えられていることが少なくありません。広く使われているOSSに脆弱性や不正なコードが見つかると、それを利用している数多くのサービスに影響が連鎖的に広がるおそれがあります。利用する企業側は、無償だからといって管理を怠らず、更新情報を定期的に確認することが求められます。