もう少し詳しく

マイナンバーカードまいなんばーかーどとは、日本国内に住民票がある一人ひとりに割り当てられた12桁の番号「マイナンバー」(個人番号)を証明するためのICチップ付きカードです。氏名・住所・生年月日・性別に加えて顔写真が記載されており、対面での本人確認書類として使えるほか、ICチップ内の電子証明書でんししょうめいしょを使うことで、オンラインでの本人確認や電子署名にも利用できます。

マイナンバー制度自体は、社会保障・税・災害対策の分野で、複数の行政機関がバラバラに管理していた個人の情報を、共通の番号でひも付けて事務処理を効率化する目的で導入された制度です。マイナンバーカードは、その番号を証明し、行政サービスをオンラインで使うための鍵の役割を果たしています。

どこで使われるか

マイナンバーカードは、健康保険証としての利用(マイナ保険証)、確定申告などの税務手続き、各種証明書のコンビニ交付、公金受取口座の登録・確認、民間企業のオンラインサービスでの本人確認など、行政・民間の幅広い場面で利用が広がっています。スマートフォンにマイナンバーカードの機能を搭載し、カード本体を持ち歩かなくても同様の手続きができる仕組みも整備されています。

身近な例

市区町村の窓口に行かなくても、コンビニのマルチコピー機でマイナンバーカードを使い、住民票の写しや印鑑登録証明書を取得できるサービスは、身近な活用例の1つです。確定申告をスマートフォンやパソコンから行う際に、マイナンバーカードで本人確認を済ませるといった使い方も広がっています。

注意点

マイナンバーカードのICチップには、税や年金の詳しい情報そのものが記録されているわけではなく、あくまで本人確認のための番号や電子証明書が記録されています。とはいえ、本人確認の要となる重要なカードであることに変わりはなく、紛失・盗難時には速やかな利用停止の手続きが必要です。また、暗証番号やマイナンバーそのものを電話・メールで尋ねてくる連絡は、行政機関を名乗るものであっても不審な勧誘・詐欺の可能性があるため、応じないことが基本です。