もう少し詳しく
DDoS攻撃(分散型サービス拒否攻撃)とは、多数のコンピューターから特定のサーバーやネットワークに向けて同時に大量の通信を送りつけ、処理能力を圧迫してサービスを利用できない状態に陥れる攻撃手法のことです。
1台の攻撃者から大量の通信を送る「DoS攻撃」と似ていますが、DDoS攻撃ではマルウェアに感染させた多数の機器(ボットネット)を遠隔操作し、同時に攻撃に参加させます。通信の送信元が無数に分散しているため、特定の送信元だけを遮断しても攻撃を止めにくいという特徴があります。
どこで使われるか
DDoS攻撃は、企業や政府機関のWebサイト、オンラインサービスを一時的に利用不能にしたい攻撃者によって使われます。金銭を要求する目的で攻撃をちらつかせる恐喝や、競合サービスへの妨害、抗議活動の一環として行われるケースなどが報告されています。
身近な例
普段使っているネット通販サイトやオンラインゲームが、特定の時間帯に急に繋がりにくくなったり、応答が極端に遅くなったりする場合があります。原因がサーバーの不調ではなくDDoS攻撃だったと、後になって運営企業が発表することがあります。
注意点
一般の利用者がDDoS攻撃そのものを防ぐことは基本的にできませんが、自分の機器がボットネットの一部として悪用されないよう、OSやアプリを最新の状態に保ち、不審なソフトウェアを実行しないことが対策になります。利用しているサービスが繋がりにくい場合は、まず運営企業の公式な障害情報・お知らせを確認するのが確実です。