もう少し詳しく

クリプトジャッキングくりぷとじゃっきんぐとは、利用者に気づかれないまま、他人のパソコンやスマートフォン、サーバーの計算能力を無断で使い、暗号資産(仮想通貨)を得るための計算処理(マイニング)を行わせる不正行為のことです。

暗号資産あんごうしさんの多くは、複雑な計算を行った参加者に新しい暗号資産が配られる仕組みを採用しています。クリプトジャッキングは、この計算処理を攻撃者が勝手に他人の機器にやらせることで、電気代や機器の計算能力というコストだけを被害者に負わせ、得られた暗号資産を攻撃者が独占する手口です。

どこで使われるか

クリプトジャッキングは、不正なプログラムを仕込んだWebサイトを訪れた利用者のブラウザ上で実行される場合と、マルウェアとしてパソコンやサーバーに感染し、常駐した状態で実行される場合があります。企業が管理するサーバー群が狙われ、大量の機器が一括して悪用されるケースも報告されています。

身近な例

特定のWebサイトを開いている間だけ、パソコンの動作が重くなったり、ファンが急に回り始めたりする場合があります。また、普段より本体が熱くなる、バッテリーの消耗が早いといった変化も、クリプトジャッキングに悪用されている際のサインとして報告されています。

注意点

見覚えのないソフトウェアのインストールを避け、OSやセキュリティソフトを最新の状態に保つことが基本的な対策になります。パソコンの動作が普段と違って重い、発熱や電力消費が急に増えたと感じた場合は、タスクマネージャーなどで見覚えのないプロセスが動いていないかを確認すると、気づくきっかけになります。