もう少し詳しく

CAPTCHAきゃぷちゃ(キャプチャ)とは、Webサイトへアクセスしているのが人間なのか、自動プログラム(ボット)なのかを見分けるための仕組みです。「Completely Automated Public Turing test to tell Computers and Humans Apart(コンピューターと人間を区別する、完全自動の公開チューリングテスト)」の頭文字から名付けられています。ゆがんだ文字列を読み取って入力させる方式や、信号機・横断歩道が写った画像を選ばせる方式、チェックボックスにチェックを入れるだけで判定する方式など、いくつかの種類があります。

どこで使われるか

会員登録フォーム、ログイン画面、コメント投稿欄、チケットの予約サイトなど、自動プログラムによる大量アクセスや不正な申し込みを防ぎたい場面で広く使われています。自動プログラムが短時間に大量のアカウントを作成したり、在庫や抽選に自動で申し込んだりする行為を防ぐ目的で導入されています。

身近な例

Webサイトで「私はロボットではありません」というチェックボックスや、「バイクが写っている画像をすべて選んでください」といった画像選択の画面を見たことがあれば、それがCAPTCHAです。近年は、こうした画面を表示せず、マウスの動かし方やクリックの癖などを裏側で解析して自動判定する、利用者の手間が少ないタイプも増えています。

注意点

CAPTCHAは万能ではありません。本稿で扱ったフィッシング(偽のサイトに誘導して情報を盗む詐欺)の手口の中には、本物そっくりの偽のCAPTCHA画面を表示して利用者を油断させたり、セキュリティ研究者による自動調査を避けたりする目的で悪用される例も確認されています。CAPTCHAが表示されているからといって、そのサイト自体が安全だと判断するのは早計です。