もう少し詳しく

自動運転レベル4じどううんてんれべるよんとは、自動運転の技術的な段階を0から5までの6段階に分類する国際的な基準の中で、あらかじめ決められた場所・天候などの条件(運行設計領域)のもとであれば、運転者が乗車していなくても、システムがすべての運転操作を行える段階を指します。人が運転席で常に周囲を監視する必要がある段階(レベル2など)とは異なり、レベル4では条件を満たす範囲内であれば、システムが運転の主体となります。

どこで使われるか

日本国内では、地方のバス路線や、決められたルートを走る送迎車両などで、自動運転レベル4の実用化に向けた実証実験が各地で進められています。制度上、レベル4の車両を公道で走らせる際には、あらかじめ都道府県公安委員会への許可が必要であり、遠隔から車両の状態を監視する「特定自動運行主任者」の配置も求められています。

身近な例

地方のバス会社が、決まった時間に決まったルートを走る路線バスを、運転手を乗せずに自動運転レベル4で運行する実証実験を行う事例が、各地で報告されています。乗客は、車内に設置されたカメラやセンサーの情報をもとに、遠隔の監視室が常時状況を確認している中でバスに乗車することになります。

注意点

自動運転レベル4では、システムが運転の主体となる分、車両とシステム、あるいは車両と遠隔監視室をつなぐ通信が途切れないことが安全確保の前提条件になります。天候の急変や、あらかじめ想定していない条件下では、システムが自動で運行を継続できない場合があるため、レベル4だからといって、あらゆる状況に対応できるわけではない点には注意が必要です。