---
title: "日本のSakana AIはなぜ「深層学習の父」を招いたのか。シュミットフーバー氏加入の狙いを探る"
description: "東京発のAIスタートアップSakana AIが、深層学習の先駆者ユルゲン・シュミットフーバー氏を最高科学顧問に招聘。新設の東京拠点「RSI Lab」で目指すものを確かめた"
url: https://itpostjp.com/ai/sakana-ai-schmidhuber-rsi-lab-tokyo/
category: "AI・生成AI"
published_at: 2026-09-25T22:30:00Z
updated_at: 2026-09-25T22:30:00Z
author: "IT Post編集部"
editor: "編集長 千田智也"
publisher: "IT Post by Rice Studio Lab"
language: ja-JP
ai_generated: true
ai_model: claude-sonnet-5
terms: ["世界モデル(ワールドモデル)"]
---

# 日本のSakana AIはなぜ「深層学習の父」を招いたのか。シュミットフーバー氏加入の狙いを探る

IT Post編集部 ＆ 編集長 千田智也

東京発のAIスタートアップSakana AIが、深層学習の先駆者ユルゲン・シュミットフーバー氏を最高科学顧問に招聘。新設の東京拠点「RSI Lab」で目指すものを確かめた

## 30秒で分かる結論

- 東京発のAIスタートアップ「Sakana AI」は2026年9月24日、深層学習の先駆者として知られるユルゲン・シュミットフーバー氏を最高科学顧問(Chief Scientific Advisor)として招いたと発表しました。
- 同時に、東京拠点に新設される研究所「RSI Lab」(再帰的自己改善、Recursive Self-Improvement)を立ち上げ、シュミットフーバー氏が研究の方向性を助言する立場で参加することも明らかにしました。
- シュミットフーバー氏は今後、定期的に東京を訪問し、日本のAI研究の成長を支援する予定だとされています。

## まず初めに

「深層学習の父」と呼ばれる人物が、シリコンバレーではなく東京の研究所に定期的に通うようになる。これだけでも十分に景気の良い話だが、招いた側のSakana AIも一枚どころではない役者がそろっている企業だ。Transformerの論文の共著者と、元Google Brainの研究者が創業したスタートアップに、その基礎を築いた本人が加わるというのは、いわば「基礎を作った人」と「その基礎の上に建てた人たち」が同じ屋根の下に集まるようなものである。研究テーマの名前も「再帰的自己改善」と、AIが自分自身をどんどん賢くしていくという、聞くだけで少し身構えたくなる響きだが、まずは東京の一角で何が始まるのか、じっくり見届けたいところだ。※個人の感想です

## 何が起きているのか

東京を拠点とするAIスタートアップ「Sakana AI」は、2026年9月24日、ドイツ出身の計算機科学者ユルゲン・シュミットフーバー氏を、同社の最高科学顧問(Chief Scientific Advisor)として招いたと発表しました。シュミットフーバー氏は、AIの学習で広く使われる技術「LSTM(長短期記憶)」の発明者の一人として知られ、深層学習の基礎を築いた研究者の一人と評されています。

Sakana AIは今回の発表と同時に、東京拠点に新設する研究所「RSI Lab」を立ち上げることも明らかにしました。RSIは「再帰的自己改善(Recursive Self-Improvement)」の略で、AIが自分自身の性能や学習の仕組みそのものを改善していく研究テーマを指します。シュミットフーバー氏はこのテーマについて、1980年代からすでに取り組んでおり、1987年に発表した学位論文では、自分自身の学習アルゴリズムを改善できるプログラムについて説明していたとされています。その後も、メタ学習(学習の仕方そのものを学習する手法)や、AIが環境をシミュレーションしながら行動を計画する「世界モデル(ワールドモデル)」、自己の振る舞いを数学的に証明しながら改善していく「ゲーデルマシン」といった研究に取り組んできた人物です。

Sakana AIによると、シュミットフーバー氏は今後、定期的に東京を訪問し、日本におけるAI研究の成長を支援する予定だとされています。RSI Labの研究テーマとしては、「エージェント自身が持つ世界モデル(Agent-Native World Models)」を掲げ、物理的な空間で動作するAI(いわゆる物理AI)や、ロボティクス、製造業向けの応用を見据えているとされています。

Sakana AIは2023年に設立された企業で、共同創業者には、元Google Brainの研究者でStability AIの研究責任者も務めたDavid Ha氏(CEO)、TransformerというAIモデルの基礎技術を提案した論文「Attention Is All You Need」の共著者であり元Google ResearchのLlion Jones氏(CTO)、元メルカリ執行役員でStability AIのCOOも務めたRen Ito氏(会長)が名を連ねています。同社はこれまでに、NTTグループ・KDDIなど日本企業を含む投資家から、累計で約4億7900万ドルの資金を調達しているとされています。

## なぜ重要なのか

この人事が注目されるのは、AI研究の歴史において重要な役割を果たしてきた研究者が、米国のビッグテック企業ではなく、日本の東京に拠点を置くスタートアップの研究所に加わったという点です。世界的なAI開発競争は、これまで主に米国・中国の大手企業を中心に語られることが多く、日本発のAI企業がこうした著名研究者を招く事例は、日本のAI研究の存在感を示す動きとして受け止められています。

また、研究テーマとして掲げられた「再帰的自己改善」は、AIが自分自身の能力を高めていくという、AIの性能向上のあり方そのものに関わる基礎研究です。この分野の研究が具体的にどのような成果を生むかは未知数ですが、AIモデルの学習効率や性能の伸び方そのものに影響を与える可能性があるテーマとして、研究者の間で関心が高い領域です。

## 私たちへの影響

今回の発表は、研究体制の強化を発表したという段階であり、今回確認した出典の範囲では、具体的な製品やサービスへの応用が決まっているわけではありません。日本の利用者にとって直接すぐに影響する話ではありませんが、日本国内のAI研究拠点に世界的な研究者が加わることは、日本国内のAI人材の育成や、国内企業との共同研究の機会が広がる可能性につながる動きとして注目できます。

Sakana AIが掲げる「物理AI・ロボティクス・製造業向け」という応用の方向性は、日本が強みを持つ製造業とも関連が深い分野です。今後、こうした研究が具体的な技術やサービスにつながっていくかどうかは、引き続き注目する価値があります。

## 初心者が知っておくべきこと

深層学習(ディープラーニング)とは、人間の脳の神経細胞のつながりを模した仕組み(ニューラルネットワーク)を、何層にも重ねて学習させることで、画像認識や文章生成などの複雑な処理を可能にするAIの技術です。シュミットフーバー氏が発明に関わった「LSTM」は、文章や音声のように、順序が意味を持つデータを扱うための深層学習の基礎技術の一つで、現在の大規模言語モデルにつながる技術の系譜の一つとされています。

## IT Postの見方――基礎を作った人が「もう一段上」を目指しに来た意味を、素直に歓迎したい

IT Postでは、深層学習の基礎を築いた研究者本人が、東京の研究拠点に定期的に通ってくる今回の体制は、日本のAI研究にとって率直に歓迎できる動きだと考えます。半導体でもソフトウェアでも「日本は基礎研究には強いが実用化で後手に回る」と言われがちな中、基礎そのものを作った人物が日本の企業に加わるというのは、なかなか聞かない巡り合わせです。もっとも、「再帰的自己改善」という研究テーマの名前だけで浮かれるのは早計で、この手の基礎研究が実際の製品や日本企業の競争力につながるまでには、まだ長い距離があるはずです。IT Postでは、この人事そのものよりも、今後RSI Labから実際にどのような研究成果が発表されるかを、腰を据えて見ていきたいと考えます。※個人の感想です

## 今後どうなりそうか

今回確認した出典の範囲では、RSI Labの具体的な研究開始時期や、最初の研究成果が公表される時期は明らかになっていません。シュミットフーバー氏がどの程度の頻度で東京を訪問するかについても、具体的な計画は今回確認した出典の範囲では示されていません。IT Postでは、RSI Labから研究成果が公表され次第、あらためて取り上げます。

## 情報源

- [The Next Frontier: Welcoming AI Pioneer Jurgen Schmidhuber to Sakana AI](https://sakana.ai/schmidhuber/) — Sakana AI公式（一次情報）
- [Sakana AI hires Jurgen Schmidhuber, inventor of deep learning, world models, and your next ChatGPT update](https://the-decoder.com/sakana-ai-hires-jurgen-schmidhuber-inventor-of-deep-learning-world-models-and-your-next-chatgpt-update/) — the-decoder.com
- [Sakana AI Hires Jurgen Schmidhuber to Advise New Self-Improvement Lab](https://superpowerdaily.com/posts/sakana-ai-hires-j-rgen-schmidhuber-to-advise-new-self-improvement-lab) — Superpower Daily

## この記事に出てくるIT用語

- [世界モデル(ワールドモデル)](https://itpostjp.com/terms/world-model/): AIが周囲の環境やものの動きを、頭の中でシミュレーションできる形で学習した内部モデルのことです。

---

この記事は、公開情報と出典URLの検証、文章作成の一部に生成AIを使用しています。内容の責任はIT Post by Rice Studio Labが負います。

出典表記: IT Post by Rice Studio Lab — https://itpostjp.com/ai/sakana-ai-schmidhuber-rsi-lab-tokyo/
