---
title: "Googleのロボティクス部門「Intrinsic」はなぜ虎の子のソフトを無料公開したのか。「Intrinsic Core」の中身を探る"
description: "Alphabet傘下Intrinsicは2026年9月22日、実際の工場で使う産業用ロボットの基盤ソフトウェアをApache2.0ライセンスで無料公開した。名称は「Intrinsic Core」"
url: https://itpostjp.com/ai/intrinsic-core-open-source-robotics-alphabet/
category: "AI・生成AI"
published_at: 2026-09-23T08:30:00Z
updated_at: 2026-09-23T08:30:00Z
author: "IT Post編集部"
editor: "編集長 千田智也"
publisher: "IT Post by Rice Studio Lab"
language: ja-JP
ai_generated: true
ai_model: claude-sonnet-5
terms: ["ROS(Robot Operating System)", "オープンソースソフトウェア（OSS）"]
---

# Googleのロボティクス部門「Intrinsic」はなぜ虎の子のソフトを無料公開したのか。「Intrinsic Core」の中身を探る

IT Post編集部 ＆ 編集長 千田智也

Alphabet傘下Intrinsicは2026年9月22日、実際の工場で使う産業用ロボットの基盤ソフトウェアをApache2.0ライセンスで無料公開した。名称は「Intrinsic Core」

## 30秒で分かる結論

- Alphabet(Googleの持株会社)傘下のロボティクス企業Intrinsicは2026年9月22日、カナダ・トロントで開催されたロボット開発者向けイベント「ROSCon 2026」で、実際の製造現場で使っている基盤ソフトウェア一式を「Intrinsic Core」としてオープンソース公開しました。
- ライセンスは改変・商用利用への制限が少ない「Apache 2.0」で、ロボットのリアルタイム制御・部品の位置認識・衝突を避ける動作計画・つかみ方の計画・シミュレーションなど、ロボットを動かすための中核機能一式が含まれます。
- 同時に、工作機械へ部品を出し入れする作業向けの参照設計「Open Machine Tending Solution」も公開し、日本のファナックや米Universal Robotsなど複数メーカーのロボットアームに対応しています。

## まず初めに

「無料で公開」と聞くと眉唾だが、Googleの流儀は毎度おなじみ、Android方式である。スマートフォンの基本ソフトをタダで配ってエコシステムごと囲い込んだあの手口を、今度は工場のロボット相手にやろうというのだから律儀なものだ。実際に自社の製造現場で使っている虎の子のソフトウェアを、気前よくApache 2.0ライセンスで丸ごと公開——聞こえはいいが、「業界標準の座を先に取りに行く」という、したたかな計算あっての太っ腹だと見ておいた方がいい。※個人の感想です

![ロボットを描いた挿絵](/images/articles/intrinsic-core-open-source-robotics-alphabet-inline-1.webp)

## 何が起きているのか

Intrinsicは、Alphabet傘下でロボット向けソフトウェアの開発を手がける企業です。2026年9月22日、カナダ・トロントで開かれたロボット開発者向けの国際イベント「ROSCon 2026」で、実際の製造現場で日常的に使っている基盤ソフトウェアの中核部分を「Intrinsic Core」として、GitHub上で改変・商用利用への制限が少ない「Apache 2.0」ライセンスのもとに公開しました。Intrinsicは、一から作り直した簡易版ではなく、自社が実際の製造現場で使っているのと同じ機能・サービスをそのまま公開したと説明しており、開発者はこれらを部品のように組み合わせることで、ロボットの制御プログラムを一から作らずに済むとしています。

公開された内容には、さまざまなハードウェアに対応するリアルタイム制御の仕組み(センサーからの情報をもとに、動作の途中でも軌道を調整できる)、NVIDIAの物体認識技術「FoundationPose」を土台にした位置・姿勢の認識機能(固定の治具を使わなくても部品の位置を見つけられる)、衝突を避ける経路を生成する動作計画、対象物の置かれ方に応じてつかみ方を調整する把持計画、さらにシミュレーション・キャリブレーション・ROS 2用のドライバーが含まれます。

同時に、工作機械への部品の出し入れを自動化する作業(いわゆる「マシンテンディング」)向けの参照設計「Open Machine Tending Solution(OMTS)」も公開されました。OMTSはIntrinsic Coreおよび「Open Robotics Suite」の上で動作し、日本のファナックや米Universal Robotsといったメーカーのロボットアーム、NVIDIA FoundationPoseなどの認識モデルに合わせてカスタマイズできるとしています。Intrinsic Coreの製品ページでは、NVIDIA・Universal Robots・ファナック・ATI・Schunk・Robotiq・Baslerといった企業からなるパートナーの一覧も示されています。なお同じ週には、電子機器の組み立てをテーマにした自社主催の技術コンテスト「AI for Industry Challenge」の初回受賞者も発表されており、Intrinsicは115カ国・5,000人超の開発者・ロボット技術者が参加したと説明しています。

## なぜ重要なのか

産業用ロボットの制御ソフトウェアは、これまでメーカーごとに独自の規格・仕組みを採用していることが多く、異なるメーカーのロボットを組み合わせたり、開発したプログラムを別の現場へ転用したりする際の障壁になってきました。実際の製造現場で使われている水準のソフトウェアが、改変・商用利用の制限が少ないApache 2.0ライセンスで公開されたことは、中小の製造業者やロボティクス関連のスタートアップが、高額なライセンス費用や特定メーカーへの依存なしに、ロボットを使った自動化システムを開発できる選択肢が広がることを意味します。

また、Googleをはじめとする大手IT企業が、自社の実運用レベルのソフトウェア基盤をオープンソースとして公開し、その分野の実質的な標準の座を狙う動きは、AI・ロボティクス業界でたびたび見られる戦略です。Intrinsicが「デモ用の簡易版」ではなく、実際の製造現場で使っているのと同じ中身を公開したと説明している点は、発表内容と実際の性能に差が生じやすいロボティクス業界の発表の中でも、実用性の裏付けがある取り組みとして注目に値します。

## 私たちへの影響

Intrinsic Core自体は、日本の消費者が直接手にする製品ではなく、工場などの製造現場向けのソフトウェア基盤です。ただし、公開されたパートナー一覧には日本のロボットメーカーであるファナックが名を連ねており、日本の製造業とも無関係ではありません。オープンソース化によって、ロボット開発の初期コストや技術的なハードルが下がれば、労働力不足が課題とされる国内の製造業においても、自動化を検討する中小事業者の選択肢が広がる可能性があります。

また、こうした基盤ソフトウェアの上に構築されたロボットは、物流倉庫での搬送作業や工場での組み立て・検査作業など、私たちの生活を支える製品の製造・流通の現場で使われています。ロボティクス業界全体でオープンソース化が進めば、こうした現場の自動化が広がるペースにも影響する可能性があります。

## 初心者が知っておくべきこと

「オープンソース」とは、ソフトウェアの設計図にあたるソースコードを公開し、誰でも内容を確認・改変・再配布できるようにする公開方式のことです。「Apache 2.0ライセンス」は、オープンソースのライセンス(利用条件)の一種で、改変や商用利用を含めて比較的自由な利用を認めている点が特徴です。利用者は元のライセンス表示を残す必要がありますが、改変した部分を同じ条件で公開する義務までは課されない、緩やかな条件になっています。

「ROS(Robot Operating System)」とは、名前に「オペレーティングシステム」とありますが、WindowsやAndroidのような基本ソフトそのものではなく、ロボットの制御プログラムを開発するための共通部品を提供する、オープンソースのソフトウェア基盤(ミドルウェア)です。今回のIntrinsic Coreも、このROSと互換性を持つ形で提供されています。

## IT Postの見方――太っ腹の裏で、誰の手のひらの上に乗るかは別問題

IT Postでは、実際に自社の製造ラインで使っているソフトウェアを、ここまで気前よく無料公開する判断そのものは評価できると考えます。特定メーカーの独自規格に縛られがちだったロボット業界に共通の土台を提供する動きは、中小の製造業やスタートアップにとって歓迎すべき話でしょう。ただし、無料で配られたこの基盤ソフトが本当に「業界の共有財産」として育っていくのか、それとも一企業の思惑に沿って回る「事実上の標準」に収束していくだけなのかは、まだ見極めがつきません。Androidが最終的にGoogleの手のひらの上のエコシステムに落ち着いたように、太っ腹な無料配布の先に何が待っているかは、しばらく様子を見た方がよさそうです。※個人の感想です

## 今後どうなりそうか

Intrinsic Coreは公開されたばかりであり、実際にどれだけの開発者・企業が採用するかが今後の焦点になります。同時期に発表された「AI for Industry Challenge」の参加実績(115カ国・5,000人超)は、Intrinsicのロボティクス関連プログラムへの関心の高さを示す材料と言えますが、これはIntrinsic Core自体の採用実績を示すものではない点には注意が必要です。IT Postでは、Intrinsic Coreの採用が広がるかどうかや、他の大手企業による同種のオープンソース化の動きについて、新しい情報が確認され次第あらためて取り上げます。

## 情報源

- [Introducing Intrinsic Core: An open source approach to Physical AI](https://www.intrinsic.ai/blog/posts/introducing-intrinsic-core) — Intrinsic(Alphabet傘下、公式)（一次情報）
- [Google's robotics unit Intrinsic open-sources its foundational infrastructure for intelligent robots](https://siliconangle.com/2026/09/22/googles-robotics-unit-intrinsic-open-sources-its-foundational-infrastructure-for-intelligent-robots/) — SiliconANGLE
- [Google Is Giving Away 'The Android Of Robotics'](https://www.forbes.com/sites/johnkoetsier/2026/09/22/google-is-giving-away-the-android-of-robotics/) — Forbes

## この記事に出てくるIT用語

- [ROS(Robot Operating System)](https://itpostjp.com/terms/ros-robot-operating-system/): ロボットの制御プログラムを開発するために世界で広く使われている、オープンソースのソフトウェア基盤(ミドルウェア)です。
- [オープンソースソフトウェア（OSS）](https://itpostjp.com/terms/open-source-software/): プログラムの設計図にあたる「ソースコード」が公開され、誰でも自由に利用・改変・再配布できるソフトウェアのことです。

---

この記事は、公開情報と出典URLの検証、文章作成の一部に生成AIを使用しています。内容の責任はIT Post by Rice Studio Labが負います。

出典表記: IT Post by Rice Studio Lab — https://itpostjp.com/ai/intrinsic-core-open-source-robotics-alphabet/
